さざれ石

■解説
さざれ石は学名を石灰質角礫岩と云う。石灰石が雨水に溶解してその石灰分を含んだ水が時には粘着力の強い乳状体となり、地下において小石を集結して次第に大きくなる。やがてそれが地上に顕れて国家に詠まれる如く、千代、八千代年をへてさざれ石巌となりて苔のむすと云う状は実に目出度い限りである。
この石は国家発祥の地と云われる岐阜県揖叟郡春日村の山中で発見されたもので、その集結の過程状態はこの石を一見してよく察する事が出来る。
■問題
Q1) さざれ石は学名は何と云うでしょうか?
Q2) 石灰石が何と溶解して小石を集結するでしょうか?
■解答
A1) 石灰質角礫岩と云います。
A2) 雨水と溶解する。
-この情報をお友達に教える-
[知得本-Web版- TOPへ]
(C)ふるさと霧島夏祭り
実行委員会